TRIP #03
YARN HOME
デザイナー 荒川祐美
4.Sep.2020
前回のコラムページではKIROさんの魅力を語らせていただいたのですが、光栄にも開業1周年企画として9/12(土)〜期間限定で、コンセプトルームを装飾させていただきます。このLOFT4というお部屋は、ロフトタイプの立体的なお部屋で上下段計4つのシングルベッドがあり全員で4名様までご宿泊いただけます。ご宿泊に関する詳細はKIROさんのウェブサイトよりご覧くださいませ。
https://www.thesharehotels.com/kiro/events/1217/
こちらのお部屋には広島のデニム織物を使用したベッドリネン、BINGOで揃えさせてもらいました。広島県福山は日本三大絣の一つ「備後絣」の生産地として栄え、今に伝わる紡績・織布、染色技術が今日の福山デニムとして世界中から注目されています。肌に触れた時の風合いを一番に考えて、通常のデニムには使用されない細番手のコーマ糸で、光沢感と滑らかさを追求したYARN HOMEオリジナルのテキスタイルです。色落ちしない染色方法でデニム織物の魅力を表現しています。
タオルはふわっと優しいパイルが楽しめるIYOをお試しください。愛媛県今治は瀬戸内海の温暖な気候と日本三大軟水の蒼社川の良質な水が生む有名なタオルの産地です。今もなおシャトル織機の音が鳴り響く、昔ながらの伝統を受け継ぐ美しいパイル織物が織られています。「オゾン漂白」という精錬漂白方法で、環境にも糸にも負担をかけず処理をしています。通常より時間と手間がかかりますが、繰り返し使っても高い吸水力とふっくら感が続きます。
同じくIYOシリーズでのブランケットもご用意しています。YARN HOMEのYの字をデザインしたシャーリングが特徴で、
化粧刈りを複数回施すことで美しい毛並みが実現しています。お子様の寝かしつけなどにもお使いくださいませ。
わたしがいつも愛用しているEarl of Eastのホームミスト。
ルームフレグランスとして、ファブリックスプレーとして、お部屋でのリラックスタイムにご活用ください。
Earl of East
2014年にNiko DafkosとPaul Firminによって設立されたイギリスのフレグランスブランド。「旅と記憶」をテーマに様々なプロダクトをロンドンのアトリエで製作しています。
Home Mist / Viagem
ポルトガル語で旅行を意味する”Viagem”。首都リスボンを訪れたときに見た街並みを想像して造られた香りです。ココナッツ、緑のオレガノ、素朴なベチパー、イチジクの葉のブレンドです。甘さ×スパイスの組み合わせは休日や就寝前のリラックスにおすすめの香りです。日本では、東京・代々木公園にあるparkerさんでお買い求めいただけます。
YARN HOMEの掲載誌を数冊選書しております。お部屋でパラパラとめくってください。
8/23(日)に発売したばかりの、整理収納コンサルタント本多さおりさんの著書『モノが私を助けてくれる』。ほかにも、GINZA、リンネルを置かせてもらっています。
最後に、コンセプトルームに合わせて描いてもらったアートワークを紹介させてください。ふきんやハンカチのパッケージなど、YARN HOMEの想いをくみとったデザインを生み出してくれるminae hitomiさんにお願いしました。瀬戸内海や豊かな自然を有機的に描いたオリジナルのアートワークは、穏やかさと力強さが共存する作品となっています。お部屋の中心に飾らせてもらっています。ぜひ、ご鑑賞くださいませ。
宿泊は9/12(土)からですが、ご予約は9/1(火)〜開始しております。3階 THE POOLSIDEと同じフロアのお部屋になりますので、ご宿泊者がいらっしゃらないときは見学もしていただけますのでたくさんの方にご覧いただけたら嬉しく思います。
〒730-0029 広島県広島市中区三川町3-21 [ google map ]
TEL : 082 545 9160
MAIL : kiro@thesharehotels.com