VOICE #07
フローリスト
Listen to Nature
大井愛美
19.Apr.2021
わたしにとってYARN HOMEは、暮らしに欠かせない生活の一部ともいえる存在です。今は特に娘を出産して間もないので、こどもビームスさんとのコラボ商品である湯上りタオル、ベビーピロー、ベビーケットを愛用しています。湯上りタオルは、抱っこしながらくるんであやすときに。ベビーピローとベビーケットはクーファンに敷いて。汗の吸収がよいので、娘も気持ち良さそうです。
機能性だけじゃなく、ニュアンスのある色も気に入っています。写真が好きで、娘が生まれてからもよく撮るのですが、YARN HOMEの色って、赤ちゃんのやわらかい雰囲気にマッチするんですよね。真っ白ではなく、やさしくて、温かみがあって、幸せな気持ちになれる色だと思います。インテリアをウッド系やベージュ、アイボリーで揃えているので、それらとの相性も良いです。くまのモチーフも、すごくかわいい。湯上りタオルの耳付きフードをかぶせるだけで、キュンとする。家族も大よろこび。夫は悶絶しています。
肌に磨きをかけたい思っていたタイミングで、皮膚科の先生から「肌に触れるタオルが重要だよ」と言われ、見直すことに。UKIHAのpasimaという素材は医療用ガーゼと脱脂綿で作られていて、赤ちゃんの肌にも使えると知りました。お肌にやさしく、刺激が少ないという点に惹かれ、朝晩、顔を洗ったあと水分を抑えるタオルとして、枕の上に敷くタオルとして、使い始めました。吸収性が高く、洗ったあとのふわふわ感がたまらなく気持ち良い。もうほかのタオルには戻れません。一気にタオルを取り替えることはできなかったので、数年かけて少しずつフェイスタオルから、バスタオル、ブランケットとサイズ違いで揃えています。フェイスタオルは、赤ちゃんを寝かせるトッポンチーノ(赤ちゃんの小さなおふとん)のサイズにぴったり。おうちで洗えて、すぐ乾くのも良いですね。ふきんやハンカチはよだれ拭きとしても活用しています。
最近、「私はこんな風にものを選んでいるなぁ」と気づいたことがあります。それは、作り手さんのことをよく知っているものを選んでいるということ。たとえば、アトリエの家具などがそう。歳を重ねるごとに、ものづくりの背景やストーリーを知って、そこに惹かれて購入することが増えましたね。そのほうが信頼できるし、愛着も湧く。好きな人たちが作っているものだからか、まとう空気もなんとなく似ている気がします。YARN HOMEのデザイナーである荒川さんとはお仕事の繋がりで知り合いました。暮らしの一部になるくらいのものと出会えたこと、顔が見える関係でいられることが何よりうれしいです。
そういえば、娘を出産した産院はYARN HOMEがきっかけで選んだんですよ。YARN HOMEのInstagramから、「広島の中川産科婦人科さんでベビーマットが採用された」という情報を得て。新生児でも安心して使えて、医療機関でも信頼のおける商品なのだと感心しました。家からすごく近いわけではないけれど、YARN HOMEを選んでいるというところにセンスや縁を感じ、良いお産ができそうだなと、中川産科婦人科さんを選びました。
子どもを持つまで、フローリストとしてすごく忙しい日々を過ごしていました。出産で一旦休むことを不安に思うほど。でも、コロナによって環境が変わり、新しい命を授かって、今まで感じたことのない感覚を得られる今、すごく楽しいんです!今後も、花をはじめ、暮らしに自然を取り入れて美しく暮らすためのお手伝いを続けていきたい。出産直後はすこしセンシティブなときもありましたが、花を絶やさず飾ることで、心のうるおいをキープできていた気がします。お花の力ってすごいなぁと、改めて感じました。わたしもそんなうるおいを届けられたらいいですね。
出産前日に生けて、花を咲かせたまま退院を待ってくれたという思い出のお花。
こどもビームスさん×YARN HOMEのベビーアイテムは、ビームスさんのオンラインショップ(https://www.beams.co.jp/)
もしくは代官山店、神戸店の店頭でお買い求めいただけます。在庫情報などはお店にお問い合わせくださいませ。