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伝えたい染織『IYO』編 ③

『IYO』のタオルをより長く、

快適にお使いいただくためのヒントを。

 

毎日使うものであり、お洗濯の頻度の高いタオル。

まずは意外と知られていない『柔軟剤とタオル』について。

 

ふんわり仕上げるために日常的に使用される方も多い柔軟剤ですが、『IYO』のタオルは仕上げ剤に柔軟剤を使用していません。お店で触ると “ふわふわ” と感じるものには、仕上げ剤を使用して風合いを出しているものもあります。

 

驚かれるかもしれませんが、上質なタオルには柔軟剤を使用しないで、というのが作り手からのアドバイスです。

 

柔軟剤には油分が含まれているので、吸収性を損いやすくしてしまいます。柔らかな繊維が抜け落ちる原因にもなり、タオルにダメージを与えてしまいます。柔軟剤を使用される頻度は10回に一度程度がおすすめです。

風合いを保ちながら洗うこつは、

 

【 同じ綿100%のものと洗うこと 】

化繊と一緒に洗うとと擦れてピリングの原因や表面が傷つきやすくなります。

 

【 蛍光剤や塩素の含まれる洗剤は使用しないこと 】

色落ちの原因になってしまいます。なるべく刺激の少ない洗剤をおすすめします。

 

【 たっぷりのお水で洗うこと 】

ドラム式よりも、縦型タイプの方がぐるぐると回転しながら

たっぷりの水で洗えるため、繊維への負担が少ないです。

忙しいとついぎゅうぎゅうに詰め込んでしまいがちな洗濯機ですが、余裕をもたせて洗ってあげる方が汚れ落ちも良く、優しく洗うことができます。

最後に干し方ですが、脱水後のタオルはパイルが横に寝ています。

空気を含ませるように数回パタンパタンと大きく振って繊維を立たせてあげてください。この一手間で乾いたときの風合いが全く違います。

 

天日干しではなく、日陰の風通しの良いところに干してください。

直射日光を長時間浴びると、紫外線が人の皮膚にもよくないように、生地を硬くして変色の原因になってしまいます。

 

シンプルで実践しやすいことばかりなので、ぜひ毎日のお洗濯にとり入れてみてくださいね。