VOICE #05
文具店カキモリ コーポレート担当 中村航平
28.Jan.2021
YARN HOMEを手にしたきっかけは、友人がくれたpasimaのふきんでした。僕はものとの出会いを大事にするたちで、本当に良いものを長く使いたいと思って生活しているのですが、最初にふきんを手にしたとき、”ずっと大事にできそうな魅力”を感じとりました。もらったあとにYARN HOMEのWebサイトでストーリーを知ることになるのですが、日本の職人の技術という安心、信頼と共にあるデザイナーの荒川さんのものづくりへの想いは、そのまま商品から感じられるほどの魅力を持っていました。
pasimaのふきんは、洗面所やトイレの普段用の手拭きとして使っています。使っていくと柔らかくふっくらしてきて、吸水性も高くなるのがはっきりとわかります。使ったことのある方は皆さん感動するのではないでしょうか。
あと、佇まいがいいですよね。シンプルなんだけれど縫い目に特徴があったり、ワンポイントのタグからちょっとした個性が垣間見られたり。そういうところがとても好きです。「来客があるときは、トイレのタオルをYARN HOMEのものにしておこう」という気にさせてくれます。
最近、同じ友人からUKIHAのフェイスタオルもプレゼントしてもらいました。色はリクエストしてDrizzle(ドリズル)というパープルを。一目惚れでした。普段は選ばないテイストですが、UKIHAなら自分の暮らしに馴染む気がして選ぶことができた素敵な色です。
そしてこのフェイスタオル、枕カバーにも良いと教えてもらい今は枕に敷いて使っています。寝ているあいだ、汗をってもいつでもふっくらしていることに驚きました。それでいて肌触りの優しさは変わることなく、YARN HOMEのフェイスタオルは拭くだけじゃなくて、こうして顔に触れてこそ良さがわかる気がしました。
素材と作りの良さは、使い続けると必ずわかってくるものです。使う前はパリッとした質感でも、使っていくと肌触りが良くなって、いつしか身体が喜ぶようになります。身体は正直なもので、タオルだけでなく、服でも靴でも帽子でも、触れたときの喜びを何度でも味わいたくなるものです。僕にとって「長く使いたいアイテムが増えたこと」が、何より生活を豊かにしてくれたと思います。
今の時代、機能がいいものはいくらでも簡単に手に入ります。でも本当に生活が豊かになるのは、機能そのものよりも、使っているなかでふと感じる感触や佇まい、それがあることによる心の安らぎだと思います。YARN HOMEというブランドに触れ、こうしたことを考える機会をもらいました。いつか、ベッドシーツもYARN HOMEのものに替えたいですね。
キッチンふきん
UKIHA フェイスタオル
カラー4色 ( Calm / Cloud/ Drizzle / Indigo) 2,600円