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VOICE #03

真っ白で無機質な空間に いきいきと血液が通い出しました。

引っ越した新居はすべてが真っ白。YARN HOMEを迎え入れることに。

私は、インテリアデザイナーにも関わらず、全く生活感のない無機質な空間で暮らしていました。ベッドリネンは”白色”ならなんでも良い。そのくらいに考えていたんです。でも、YARN HOMEとの出会いが私の生活を新鮮なものへと昇華させてくれました。

YARN HOMEのプロダクトを迎え入れたきっかけは、新しい家に引っ越したことです。新居は、床、壁、天井、扉、階段のすべてが真っ白。気に入っているものの、あまりの空間の白さにデザイナーの本領を発揮する時がきた、と思いました。

 

 

部屋のメインはべッド。そこで、以前から気になっていたYARN HOMEのベッドリネンを買おうと決めました。タイミングよく代々木公園近くのライフスタイルショップParkerという友人のお店でYARN HOMEがポップアップショップを開くということで、YARN HOMEデザイナーの荒川祐美さんに素材と色を相談したのです。

 

OMIとFUSHIMI、濃いグレーと淡いグレーをミックス。

選んだのは、OMIシリーズのデュべカバーと、FUSHIMIシリーズのボックスシーツとピローケース。デュべカバーは「Slate」という色で青みかかったグレーを、ボックスシーツとピローケースはともに「Cloud」(ほんとうに雲みたいな、白に限りなく近いグレー)を選びました。

夏でも布団を被って眠りたい私には、フレンチリネンの入った少し重みのあるOMI シリーズがベスト。麻だからざっくりしているのかと思いきや、縦糸に綿が織り交ぜられているため、ソフトベルベットみたいな肌触りでとても心地良く、気に入っています。そして、なによりも気に入っているのが、ピローケース(FUSHIMI)の縁どりデザイン。これが、海外のオーセンティックなブティックホテルのベッドルームみたいで、一目惚れしてしまったのです。本当に素敵です。

 

空間と生活に、血液が通い出す。

Slate(粘板岩)やCloud(雲)といった自然から取り入れた色にまつわるコンセプトも、OMI(近江)やFUSHIMI(伏見)といったmade in local なネーミングも、YARN HOMEらしい魅力ですね。冷たく真っ白だった空間と私の生活は

YARN HOMEの柔らかな素材感が加わったことで、無機質ではなくなりました。たとえて言うなら、血液が通い出した感じ。ベッドリネンひとつで、空間と生活は変わります。

 

 

 

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OMI


 

FUSHIMI