伝えたい染織『IYO』編 ②

風合い作りに大切な行程「織り」について

 

パイルタオルには、肌に触れるパイル部分

(表面の糸がくるくるした部分です)

とパイルを支える地になる部分があります。

 

パイルの長さで嵩(かさ)が変わり、糸を打ち込む本数や力加減で

柔らかくも硬くもなり、使用する糸の太さや細さ、

「撚糸」の回数によってボリュームや風合いが変わってきます。

 

できあがるまでに構成要素の多いパイルタオル。

毎日使っている当たりまえにあるものですが、

組み合わせが無限にあり、生き物のように仕上がりが変わります。

 

素材の本質を引き出して極上のタオルができるかどうか、

手がける人の力量によるところが大きいと感じます。

 

YARN HOMEのタオルはパイル織物を

変幻自在にクリエーションし、

テキスタイルとして世界の名だたるメゾンに提供する

渡辺パイル織物さんで作ってもらっています。

 

渡辺パイル織物さんとの出会いはブランドを立ち上げて間もない、

まだ商品はなにもなく、やっとブランドの名前とロゴが決まった頃です。

 

ものづくりにおいて地域に貢献し、さらなる高みを求めて常に探究心を

絶やさない社長さんとの出会いは、私たちのものづくりに大きく影響しています。

「触ると誰が作ったかわかる」と言われるほどの渡辺パイルさんのタオル。

作る人が使い手を思ったタオルです。

 

日本の長いものづくりの歴史を紐解くと、

その産地にはいずれも豊かな風土、自然の恵みがあり、

作り手の方々は自分たちの地域に誇りを持っていらっしゃいます。

 

自然と人々の共存が生むものづくりの現場は、

いつ訪れても新しい発見がいっぱいです。

 

そんな風に作り出されるものたち、

愛着を持って使い続けてもらえるよう、

YARN HOMEも現場の思いと共に届けていきたいと思います。

 

次回はタオルを長く快適にお使いいただく方法を

お伝えしたいと思います。